世の中には二種類の人間がいる。
社会適応能力に秀でた人とそうではない人である。
細かく分類すれば後者にも、「駄目人間」「ダメな人」(注)「甲斐性なし」「トホホな人」「器用貧乏」等等があるが、私自身この後者の範疇に属する身であり、どうしてもこっちの人びとに親近感を覚える。
いったいに私には思い込み勘違い聞き間違いの傾きが強い。「非破壊検査研究所」という会社があるが、初めてこの名を聞いた時、「そうか。私などは忽ちそうであることを見破られてしまうではないか」などと戦いたものである。なんのことはない。「非社会検査研究所」と聞き間違えたのである。
このサイトは、私が遭遇したさまざまな出来事や私が考えた埒もないことを書き留めたものである。かなりの分量が溜まってきたため、どこから読んでいいのかお迷いになる方もあろうと思う。私としては、第一回からだらだらと読み進めていただけたらよいかと考えるが、そんな暇なことはできないという方もあるかもしれない。いや、「そんな暇」のある方でなければこんなサイトをうろついてやしないのではないかとも感じるし、そこいらはよく判らないところである。
もちろんどのように読んでいただいても構わないわけだが、以下のものも一助になるかもしれない。
第1回アンケート投票結果 (1998/07/01)
第2回アンケート投票結果 (1999/03/16)
(注)「駄目人間」と「ダメな人」の違ひについては深田氏作成のページを參照されたい。